実践的なLinux学習本のオススメ!本を活用して確実にスキルを向上させよう!

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おすすめのLinux関連の書籍を紹介し、読者の方々が自分に合った本を選ぶ際の参考になる情報を提供します。Linuxを学ぶ上で本は重要な情報源であり、本を読んで実際に手を動かしながら学ぶことが効果的です。
本記事を参考にして、自分に合った書籍を見つけ、新たな知識や可能性が提供され、Linuxの面白さを体験できることを願います。

新しいLinuxの教科書

本書はLinuxの基本操作をコマンドラインインターフェース(CLI)を中心に、Linuxの基礎的な操作方法やシェルの活用の仕方を丁寧に解説しています。Linuxらしい考え方についても触れながら、理解を深めることができます。
Linuxディストリビューション間の違いではなく、Linuxの本質的な部分にも焦点を当てて学習ができます。
Linuxをサーバとして利用するための運用管理の手法やプログラミング言語を利用したLinuxでのアプリケーション開発等については扱ってませんが、それらの学習の基礎になる本になります。

ITエンジニア1年生のための まんがでわかるLinux コマンド&シェルスクリプト基礎編

本書は日経Linuxで連載されていたシス管系女子をまとめた漫画「まんがでわかるLinux シス菅系女子」の1巻~3巻の内容をそれぞれ「ITエンジニア1年生のための まんがでわかるLinux」として、コマンド&シェルスクリプト基礎編、シェルスクリプト&ネットワーク操作編、シェルスクリプト&コマンド 効率アップ編のように分けて増補改訂したものになります。
初心者の方でも楽しみながら、Linuxのコマンド操作やシェルスクリプトの活用法を学ぶことができます。

実践Vim 思考のスピードで編集しよう!

本書はVimについての使い方をTIPS形式でまとめた本になります。コマンドラインインターフェースでの強力なテキストエディタとしてvi/vimもしくはEmacsを利用することがあります。
vi/Vimはキーボード操作を中心とした独特な操作でノーマルモードや挿入モード等のモードをキー操作で切り替えながら操作するエディタになります。少しハードルは高いですが、この本を読むことでVimの多くの強力な機能を見つけることができます。ドットコマンドやマクロの機能使った操作を知るとVimのテキストエディタを評価は段違いに上がるかもしれません。

Emacs実践入門──思考を直感的にコード化し、開発を加速する

本書はEmacsについて、初心者から中級者の本になります。Emacsは歴史あるテキストエディタで、コマンドラインインターフェース環境を扱うLinuxの世界では、vi/vimもしくはEmacsのどちらかのテキストエディタは使えるようになった方が良いとまで言われます。
Emacsは少し独特なキーボード操作を行うエディタでCtrlキーやAltキーを多用するエディタになります。Emacsは拡張性が高いテキストエディタで、関数型言語Lispの方言であるELisp(Emacs Lisp)を利用したさらに奥深い拡張性を持っているのが特徴になります。

AWK実践入門

本書はAWKについて解説した本になります。AWKはテキスト処理に優れたツールになります。コマンドラインやシェルスクリプトでの使用に適していて、コマンドの出力結果を編集するのにとても便利なツールです。
AWKの用途はデータ抽出と加工、レポート生成、テキスト処理の自動化などがあり、使える場面は幅広いものになります。AWKを使いこなせれば、不都合なファイルの内容やコマンドの出力結果を都合のいい形に変えて問題を解決できるようになります。

CentOS 8で作るネットワークサーバ構築ガイド

本書はLinuxで良く扱うようなサーバを一通り網羅して、そのサーバの構築方法について解説している本になります。そのページ数は1000ページほどになります。Linuxで何かサーバを構築したいという人にオススメの本になります。
ただし、本書は内容は良いのですが、1000ページもある本は物理的に重く、また、本が分厚すぎるので気軽に読むことが難しく、購入を検討する際は電子書籍の方をお勧めします。

Unixシステム管理 (Volume1) / (Volume2)

本書はシステム管理者向けの書籍(全2巻)です。対象となるシステムはRed Hat Linux、SuSE Linux、Solaris、AIX、FreeBSD、HP-UX、Tru64などで、幅広いUnix系のOSが対象となっています。VOLUME1では、システム管理の基本原則からネットワーク管理、セキュリティ、ネットワークサービスの管理となります。VOLUME2では、電子メール、ファイルシステムとディスク、バックアップとリストア、プリンタやシリアルデバイス、自動化、システムリソースの管理、カーネルの設定/構築になります。この書籍は、少し古いですが熟練のシステム管理者向けに貴重なノウハウが詰まっています。

UNIX and Linux System Administration Handbook

本書は英語での本になります。出版年は2017年で、取り扱ってる分野はとても幅広く、systemdについてやクラウド、仮想化、コンテナ、CI/CD等もあり、今日のUnixやLinuxシステムの技術についての記述があります。英語の本なのでとてもハードルが高いと思いますが、紹介しておきたいと思います。本自体は1000ページを超えているので、購入する際はやはり電子書籍がおすすめだと思います。