fortune - ユーモアや名言を表示する

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Linuxのターミナルは、システム管理や作業に不可欠なツールですが、時にはその硬派な雰囲気に疲れることもあるかもしれません。そんなときにおすすめなのが、ターミナル上で手軽にユーモアや名言を楽しめるfortuneコマンドになります。

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インストールと設定方法

Ubuntuでは、以下のコマンドでインストールできます。インストールされるパッケージはfortune-modになります。

名言やユーモアを表示

fortuneは、Linuxのターミナルにランダムな名言やジョーク、格言を表示するシンプルなコマンドです。仕事の合間にほっと一息つきたいときや、ターミナル作業のちょっとしたアクセントに最適です。ただし、英文ですが…。

カスタムデータベースの作成

fortuneのデータベースを自分で作成し、オリジナルのメッセージを表示させることも可能です。カスタムデータベースに必要なファイルは

  • 名言などが書かれたデータベースとなるテキストファイル
  • strfileコマンドにそのテキストファイルを引数にし作成されたdatファイル

になります。名言などが書かれたファイルの例については、/usr/share/games/fortunes/に標準で入っているテキストファイルを参考にするとよいでしょう(%でそれぞれの名言などを区切りだけです)。
必要な2つのファイルを/usr/share/games/fortunes/にコピーします。

fortuneコマンドの引数にコピーしたデータベースの名前を引数に実行させるとカスタムデータベースから読み込んで出力できます。

他のツールと組み合わせる

fortuneコマンドは、cowsayコマンドと組み合わせてさらに楽しむことができます。

また、lolcatコマンドと組み合わせると出力されるテキストがカラーになります。

まとめ

コーディングやサーバー管理などの集中作業中、fortuneを使えば数秒で笑いや名言を楽しめます。モチベーションを高めたり、リフレッシュするきっかけになるでしょう。
fortuneコマンドは、Linuxユーザーにちょっとした楽しみを提供してくれる素晴らしいツールです。特に初心者にとっては、ターミナル作業に親しみやすさを与えてくれる入り口にもなります。
最近では生成AIも登場しています。生成AIを利用すれば、親しみやすい自分好みのオリジナルなデータベースも作成しやすいでしょう。
システム管理者やプログラマーにとっては、真面目な作業の合間に息抜きを提供する便利なツールとしても活用できます。ぜひ、fortuneを使ってターミナルライフに少しの笑いと余裕を加えてみてください!