factorコマンドは数字を入力すると、その数字の素因数を計算して出力するコマンドです。
唐突に数字を素因数分解するような場面に遭遇したら、このコマンドを利用してみてもいいかもしれません。
factorコマンドの利用例
素因数分解を行う
factorコマンドは引数に数字を指定することで、その数字の素因数分解を行い、結果を出力します。
コマンド例
1 |
factor 12 14 |
実行結果
1 2 |
12: 2 2 3 14: 2 7 |
引数がない場合は、標準入力から改行、スペース、タブで区切られた数字を読み込み、その数字の素因数分解の結果を出力します。
コマンド例
1 |
echo 28 56 | factor |
実行結果
1 2 |
28: 2 2 7 56: 2 2 2 7 |
WolframAlpha
factorコマンドについては以上ですが、計算ということでWolframAlphaについて簡単な紹介をしたいと思います。単純に素因数分解を行いたくて、さらにネット環境がある場合は、このWolframAlphaを利用するのも良いと思います。WolframAlphaとは、計算的な検索エンジンになります。例えば、今回の素因数分解の場合は、以下のような回答を得られます。
また、2次方程式の因数分解もできます。
WolframAlphaは様々な計算を行うことができるので、知っておくと役立つと思います。