uname - システムの情報を表示する

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unameコマンドは、実行しているマシンとオペレーティングシステムの情報を確認できます。

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unameコマンドとは

unameコマンドは、実行しているマシンの情報やオペレーティングシステムの情報を確認できます。

確認できる情報は、カーネル名、ホスト名、カーネルリリース、カーネルバージョン、ハードウェアタイプ、プロセッサ、ハードウェアプラットフォーム、オペレーティングシステム名です。

 

 

 

unameコマンドの利用例

カーネル名を表示
(オプションなし または -sオプション)

unameコマンドは、オプションを省略して使用した場合、-sオプションが与えられたとして動作し、カーネル名を表示します。また、実行結果は私の環境での実行結果になります。

コマンド例

または

実行結果

 

 

 

全ての情報を確認
(-aオプション)

-aオプションはunameコマンドで表示できるすべての情報を表示できます。ただし、プロセッサタイプとハードウェアプラットフォームが「unknown」の場合は、プロセッサタイプとハードウェアプラットフォームは省略されます。

コマンド例

実行結果

 

 

ハードウェアプラットフォームを表示
(-iオプション)

-iオプションは、ハードウェアプラットフォームを表示します。もしこの情報が利用できない場合は「unknown」になります。

コマンド例

実行結果

 

 

 

ハードウェアタイプを表示
(-mオプション)

-mオプションは、ハードウェアタイプ(マシンハードウェア名またはハードウェアクラス)を表示します。

コマンド例

実行結果

 

 

 

ホスト名を表示
(-nオプション)

-nオプションは、ホスト名(ネットワークノードホスト名)を表示します。

コマンド例

実行結果

 

 

プロセッサタイプを表示
(-pオプション)

-pオプションは、プロセッサタイプ(命令セットアーキテクチャ,Instruction Set Architecture,ISA)を表示することができます。この情報が利用できない場合は「unknown」になります。

コマンド例

実行結果

 

 

オペレーティングシステム名を表示
(-oオプション)

-oオプションは、オペレーティングシステム名を表示します。

コマンド例

実行結果

 

 

 

カーネルリリースを表示
(-rオプション)

-rオプションは、カーネルリリースを表示します。

コマンド例

実行結果

 

 

 

カーネルバージョンを表示
(-vオプション)

-vオプションは、カーネルバージョンを表示します。

コマンド例

実行結果

 

 

 

参考

外部リンクGnu Coreutils

外部リンクGnu Coreutils日本語版