fortuneコマンドを用いた簡単なおみくじコマンドの作成

スポンサーリンク

fortuneコマンドはフォーチュンクッキーというクッキーの中に小さな紙片が入っているお菓子を元にしたコマンドになります。
fortuneコマンドを用いれば、簡単なおみくじコマンドを作成することができます。問題はその中身になりますが、最近では生成AIである程度簡単に中身を考えてくれます。

例えば、おみくじの大吉の内容として以下のものを生成できました。内容は、別作業でstrfileコマンドの入力用に整形しました。最初は、無料版のChatGPTで一気におみくじリストを作成しようとしたら、無料版の範囲を超えてしまったのである程度妥協することにしました。整形はプログラムを組んでも良いですが、Vimの検索とマクロの組み合わせで作業をある程度楽にできます。

他にも、おみくじ出てくるそれぞれの運勢についての内容を同じように考えてもらうとおみくじの中身の問題は簡単に解決します。
整形したおみくじの内容はomikuziという名前のファイルとして保存し、strfileコマンドでomikuzi.datを作成します。そして、fortuneコマンドの指定のディレクトリに保存します。

これで、おみくじコマンドが簡単に作成できます。実行すると

と、表示してくれます。おみくじの運勢の確率は、ある程度内容をコピペして増やして、50~100個程に増やして確率を調整していいでしょう。~/.bashrc等に書き込めば、端末にアクセスしたときに今日の運勢みたいに遊び心のある端末環境にすることができると思います。

お正月の朝に実行して新年の運勢を占ったり、初詣でおみくじを引くような気分で気軽に楽しんだりするのに利用できます。自分だけのオリジナルのおみくじにカスタマイズすることもできます。ちょっとした遊び心で、Linuxコマンドを活用してみても良いかもしれません。