sedコマンドの構文
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sed [オプション] スクリプト 入力ファイル... |
オプション:sedコマンドのコマンドラインオプション
スクリプト:
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[addr]X[options] |
で表現されます。
説明 | |
---|---|
addr | 行の位置や範囲を示すもので行番号や正規表現を用いて指定 |
X | 機能を決定する一文字のコマンド |
options | Xで指定したものによって必要なオプションや引数 |
例えば、
1 |
1itext |
では、
addrが1で1行目に
Xがiで指定行前に文字列を挿入するコマンドに
optionsがtextでiコマンドで挿入する文字列になります。
実際に利用すると
1 2 3 |
$ echo 'test' | sed '1itext' text test |
のように最初の行の手前に文字列を挿入できます。
入力ファイル:
1個以上のsedコマンドで処理を行う入力ファイルを指定できます。
sedコマンドに入力ファイルがないもしくは-(ハイフン)の場合は、標準入力に対して、sedコマンドのスクリプトを実行します。