利用するツールの特性に合わせてオプションは設定する必要がありますが、よく利用されるコマンドと同じようなオプションを実装することでツールを利用する際の利便性が向上します。
例えば、よく使われるオプションとして以下のようなものがあります。
short option | long option | 説明 |
---|---|---|
-h | --help | ヘルプメッセージを表示 |
-v | --verbose | 詳細な出力を表示 |
-vまたは-V | --version | バージョン情報の表示 |
-q | --quiet | 最小限の出力を表示し冗長な情報を抑制 |
-f <file> | --file=<file> | ファイル名を指定 |
-o <output> | --output=<output> | 出力ファイルを指定 |
-d | --debug | デバッグモードで実行 |
上の表は一例で他にもよく使われるオプションはたくさんあると思います。よく使っているコマンドのmanページやヘルプを読んでオプションを設計する際の参考にすると良いと思います。